霽れと褻

「私たちは、日常のあり方をもう一度見直さなければならないのだと思うのです」

「霽れと褻」(ハレトケ)という日本人独自の世界観というものがあります

それは作家柳田國男によって見出されました

霽れと褻は、非日常と日常のこと

私たちの生活のほとんどは褻の日である日常の中にあるのです

そして霽れの日という特別の日を楽しみに毎日を過ごします

だから

褻の日は、

 

『自然で質素な毎日の繰り返し』

 

 『自然に対する感性を持ちつずけるという事』 

自然に対して質素である という事

 

昔のような、貧困の中での質素な生活をするということではありません

 

豊かな時代だからこそ、自然と科学の調和の中から”質素な考え方を持つ” ということを持つけだすことが重要なのです

 

それが

新しい ” 褻の日 ” を作ることになるのです

我々は日常での意識を今までよりも少し高く持たなければなりません

オーガニックでエコロジカルなライフスタイルに憧れるということは

” 褻 の 日 ”   と言う ” 質の良い日常 ” を目指すこと

 

それは

 

食・衣・住  の新たな日常のことなのです

大昔は動物の皮を鞣して衣にし、寒さをしのいだのが、衣の始まりで、身体を保護することが目的でした。写真の半纏は木綿に藍染をしていましたが、紺色が綺麗、とか色が落ちた感じがいいとかが理由ではありません。藍には色々な効果・効能が含まれているのです。防虫性、抗菌消臭性や抗酸化作用に優れているので、毎日着るものとして最適だったのだと思います。そして保温効果もあるので、冷え性や肌荒れ、汗もなどにも効果があり夏にも冬にも適したのです。衣は自己の主張の為などファッションとして進化してきましたが、日常着は毎日肌に直接触れるものです。自然に近い方が絶対に良いのです。質の良い質素な生活は、植物によって作られるのです

一汁一菜が丁度いい、と言います。

質の良い質素な食事は生活の原点です。

ただ、これは昔ながらの質素な食事例です。グルメな現代はスーパーに買い物に行っても商品が溢れています。リーズナブルで美味しいものが選びきれないほど並んでいて、食べたいものを自由に選んで食べることができるので、栄養が偏りがち、栄養失調になるケースも。それから昔は高価だったのに、随分と安くなったね、なんて食べ物は要注意!遺伝子組み換えや添加物が使われていて、違った”食べ物もどき”になっているかもしれませんよ。

心が落ち着き身体を休める唯一の場所が我が家ですね。

入浴や睡眠をゆったりとできること。そして移住空間そのものが安全・安心であることが第一で、五感を刺激し心の休息ができる場所。

我が家はプライベートな空間ですが、外ばかり気にしないで内側から見直してみましょう。重要な”水”や”空気”は?1日の約3分の1は睡眠をしますが、パジャマや寝具は?

それだけ関わることの多い”事”にはケミカルではなく、絶対に植物の力なのです。冷たい井戸水が汲めたり、冷んやりした畳、除湿効果のある漆喰や障子などなど、、、

”事”から作り出した知恵をこれからの100年どう考えるか