植物には、私たちを快適にしてくれる知られていない力が

まだまだ沢山備わっているようです

Adaptogens (アダプトゲン)を 知っていますか?

それは、生薬ハーブの持つストレスやトラウマなどへの抵抗力を高める力

身体全体を健康に保ち、免疫力を強化し、精神的に安定させる生理的万能成分の事です

『予防は治療に勝る』

という諺が昔からあります

病気になってから治療するよりも、病気にならないように日々の生活習慣に気をつける事が大切だという事。

何か問題が起こってからその処理に慌てるよりも、問題が起こらないようにする事が大切だという事

まさにAdaptogensのことをいっているようです

Sustainable Medicine for Life

生命維持の為の万能薬

 

Adaptogens

 

 

私達の身体は恒常性(ホメオスタシス)と言う元々身体に備わった生理機能で守られています。

しかし、多くのストレスを抱えた現代社会では、恒常性の力だけでは身体を守りきれません。

恒常性が弱まると疲れたり、鬱になったり、最後には病気になってしまいます。

外的ストレスを削除すれば良いのですが、中々そうもいかないのが今の社会。

私達の暮らしを害無く守ってくれるのはやはり自然の力特に植物達に限ります。

Balanceは日常何気なく使い続けているものの在り方をもう一度考え直すべきと思っています。

自然の植物達は私達のまだ知らない可能性を秘めています。

テクノロジーでは解決出来ない事を植物の持つ可能性は解決してくれるかもしれない。

そう考え、これからの100年に向けての当たり前を作りたいと思っています。

それには先ず植物達との共存共栄をする事。

これはエコロジーの基本です。

テクノロジーばかりを進めることは、自然を破壊する事に繋がります。

人間の作り出したテクノロジーは素晴らしいもの、しかし自然とのバランスが取れないと大変な事に成りかねません。

そのバランスは決して50/50ではありません。90/10もしくは95/5位が適当でしょうか?勿論自然が前者です。

何故でしょう?

元々私達人間も自然の中の生き物です。自然の摂理にあった物が良いに決まっています。

ただ、少しずつ進化していくためにテクノロジーを合わせれば良いのです。

 

欲望ばかりを満たそうと考えているとこれは出来ません。

 

 

自然療法

医学には西洋医学と東洋医学とがあります。

西洋医学は西洋で発展してきた現代医学のこと。

直接的な病気の治癒をする方法が中心です。

東洋医学は東洋で発展してきた伝統医学のこと。

古医籍に基づく薬物療法『漢方医学』と鍼や灸を使った物理療法『鍼灸医学』のこと。

現代は西洋医学が中心ですが、近年限界を感じるようになり、

西洋医学の中に東洋医学的な考えを取り入れる『総合医療』に注目が集まりつつあるようです。

 

私たちの身体には、本来自然に治そうとする力が備わっています。なので、症状とは病気ではなく治そうとする身体の自然の働きです。薬で止めようとするよりも自身の自然治癒能力を高めることで、病気の回復や予防、健康維持、増進に大切です。

 

 

アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダとは、植物が持つ自然エネルギーを生かして人間が持つ自然治癒力を最大限に引き出すことなのです。色々なストレスからなるトラブルを、身体の中から改善し心と身体のバランスを整えることです。

漢方

漢方とは日本に伝来した古代中国医学が独自に発展してできた医学体系のこと。西洋医学を『蘭方』と呼び、それに対して『漢方』と名付けた日本独自の健康哲学で、自然のものを活用して自然治癒力を高めようとする考えです。

昔から薬草と言われる薬用植物があります。ハーブもその中の一つです。しかし、植物は薬草に限らず色々な成分を必ず持っているのです。

植物は動物たちと違って一度その場に根を下ろしたら一生移動ができません。

雨が降っても風が吹いても日照りになっても、動物や昆虫に食べられてもです。

その為に外的ストレスから身を守るための毒素や色素などを持っているわけです。

それらは私たちに取っても有効であったり毒であったりするものが多々含まれているのです。

その成分の有効性を良く考えて日々の暮らし衣・食・住の中に取り入れることで自然療法的な生活を送ることができるのではないでしょうか。

 

 

アダプトゲンとは、漢方やアーユルヴェーダなどの伝統医学や、ハーブなど薬草を使う自然療法での用語で、『adapt』とは適応させる、適応する』という意味、『gen』は生じるもの、生じたもの という意味です。

アダプトゲンは適応促進剤とか環境順応源という意味合いで身体の適応能力を高める物質の事。

ストレス(肉体疲労、化学反応、環境変化、感情や精神的トラウマ)への抵抗力を高めます。

ストレスが要因となる病気には、アレルギー、動脈性高血圧、関節炎、気管支喘息、癌、慢性疲労症候群、大腸炎、心筋梗塞、糖尿病、消化器潰瘍や冠動脈心疾患などがあります。

ストレスにも色々な種類があり、悲しみや不安(精神的ストレス)、汚染や毒素(環境ストレス)、圧力や張力(精神的ストレス)、貧しい食生活や疲労(肉体的ストレス)があり、症状は人それぞれ異なります。

これらのストレスへの抵抗力を高めて身体の生理状態を改善させる植物のことをアダプトゲン(強壮剤、抗ストレス剤)と呼びます。

Adaptogens は 健康維持の為の万能薬

アダプトゲン1947年にニコライ・ラーザレフ博士が「体に悪影響を与える物理的・科学的・生物学的な刺激を、抵抗力を高めることによって撃退するもの」と定義しました

現在では以下3つの条件となります。

 通常の使用に関しては無害である

 科学的・生物学的なストレスへの抵抗力を高める

 身体の生理機能を正常化する作用

HOMEOSTASIS   恒常性とは、生命を維持する現象

ホメオスタシスは恒常性とも言われ、神経系(自律神経)と内分泌系(  ホルモン),免疫系(サイトカイン)の相互作用で維持されます。生まれながらに身体に備わるもので、環境の変化に対して自分の体内環境を「ある一定の範囲に保とうとする」現象のことです。

Adaptogensを持つ生薬ハーブ達

アシュワガンダ(Ashwagandha)

伝統的アーユルヴェーダ療法において、不老長寿の薬として用いられ、若さを保ち長寿をもたらすだけではなく記憶力や思考能力、身体持久力や免疫機能を高める効果があるとされています。さらにストレスや不眠症にも有効で、スタミナとバイタリティーを増加する効能があると言われている。また病気の回復を早め、死亡率を下げるということも認められています。

甘草/カンゾウ(Glycyrrhiza)

別名リコリスと呼ばれるハーブで、肝障害や癌予防も期待される万能生薬。

主な有効成分は解毒作用のあるグリチルリチンで、食中毒、フグ毒、蛇毒だけでなく、細菌性の毒に対しても発揮されます。

なお、このグリチルリチンはカンゾウの根に含まれ、胃腸の消化吸収を高めたり、止血、肝機能向上にも効果がある。

岩弁慶/ロディオラ・ロゼラ(Rhodiola)

規模んを向上させたり、鬱を軽減したりする効果があると言われている。

それは肉体的、精神的パフォーマンスを向上させ、疲労を減らし、高山病を改善することが示されています。

また、ファイトケミカルをはじめとした抗酸化物質を含むこと。活性酸素を除去し、身体の免疫力を自然に高める力があります。


 

 

 

 

 

 パウダルコ/タヒボ(Paud' Arco)

南米、熱帯雨林地帯原産、タベブイア属の大木。インカ帝国の時代にはすでに薬効が知られていた。

インドの指導者ガンジーも、紫イペ樹皮を30年間愛用し、健康の悩みを自ら解消し体内の環境を良好にした。

血糖値が1ヶ月で正常化したという口コミもあります。

 朝鮮人参/オタネニンジン(Ginseng/Panax Ginseng)

老化抑制、抗ストレス、内分泌系、中枢神経、心脈管系、造血及び貧血回復

免疫増強及び消炎作用副交感神経の緊張を和らげ、自律神経のバランスを正常に戻すと言われています。

含まれるサポニンという物質がインスリンに似た働きをし、アトピーの炎症改善、風の治療・予防薬、脳の神経突起の成長を促し能力をUPします。 

 

 

 

 

 

ノニ/モリンダ・シトリフォリア

(Morinda citrifolia/Noni)

ノニの木から取れるエキスは様々な健康状態の改善に効果があることが明らかにされています。

免疫において病気を撃退するのに重要なT細胞の生産の促進や、身体にとって異物であるものを消化するマクロファージやリンパ球の働きも強化します。また傷ついた細胞を正常化します。


古代中国の歴史書『書経』によると、草根木皮は生薬なり 鍼灸は中薬なり 衣服は大薬なり とあります。

草根木皮は漢方 鍼灸は治療 を意味します。身体を保護するものは衣服です。

 

従来の漢方の考え方は、体内を巡る[気・血・水]のバランスが崩れる事で病気は起こると考えられ、陰陽五行の考えに基づき、心と身体全体の調和を図る事で自然治癒力を最大限に引き出す事で病を治療するとされています。

 

気とは生命活動のエネルギー

身体を温め成長させ、内臓を動かし血液を巡らせ病気から身体を守る作用。

 

血とはいわゆる血液そのものの意味と栄養分代謝や体内循環までを含み、漢方診断では瘀血(おけつ)は血が滞る事で、病を引き起こす代表的な事。

 

水とは血を除く体内の水分と代謝をさします。

水毒とは体内に水が滞る事で病を引き起こす代表的な事。

 

私達には毛皮や殻の様な身体を守るものはありません。

肉体を保温(体温維持)する為に衣服を身に纏うことが生き延びる上で最も重要な事なのです。

食べるよりも住むよりもまず、体温維持が一番重要という事です。

植物の繊維で作った織物や編み物、動物から作った皮革などが身を守ります。その上で外敵などから守る為に鉾や盾、そして甲冑を身につけたわけです。それが現代では下着で肌を守り衣類で全体を整え、アクセサリーは装飾や保身に、帽子や傘や手袋はの名残となったのです。

 

薬を飲むことを「服薬」「服用」と言います。

昔は「服は病を治癒させるもの」として考えられていました。

 

人間の生き長らえる為の重要な3つの「事」 そのまず最初に位置付けられる「衣」は身体に負担のない安全なものでなければなりません。

 

人間はこの世に生まれてきた時点でお包みにくるまれ、殆んどの人が生涯を終えるまで必ず服を身に付けて過ごします。

なので普段常に身に付けているものは、生理的に同質であり少しでも身体に負担の少ないものであるべきです。

自然と共存するもの、人間の生理に最も近いものであるべきなのです。そうすることによって心の底から癒されるのです。

直ぐに何か効果がある、というわけではありませんが、10年、20年経って身体が答えを出してくれるはずです。

 

皮膚は五感の一つでもある感覚器官であり、外部からの刺激の伝達や成分の透過をします。なので有害物質は少なければ少ない方が身体には良いものです。

自然物の成分で身体を包むということは、皮膚にも肉体にもそして精神的にも良いのです。

その基本的な「衣」のあり方は、自然と共存するという事をもう一度基本に戻って考えるという事、それは私たちの「日常」が作られていく、という事なのです。